COLUMN / 性の相談先の選び方

性のお悩みオンライン相談の選び方
予約前に確かめたい5つのこと

安心して話すために、予約の前にできること

2026年10月31日 作成 · KOBE 性活プランナー事務所

「相談してみたいけれど、どんな人が聞いてくれるのだろう」
「顔や名前を出して話すのは、まだ抵抗がある」
「相談したことや、話した内容はどう扱われるのだろう」

性について誰かに相談しようと思ったとき、悩みそのものとは別に、相談の仕組みが気になることもあると思います。

2026年10月29日、TENGAヘルスケアは、匿名・顔出し不要の「性のお悩みオンライン相談」の予約受付を開始しました。サービスの提供は11月4日からの予定です。TENGAヘルスケアの発表 ↗

こうした新しい相談窓口の発表をきっかけに、今回は、性のお悩みオンライン相談を検討するときに確かめておきたいことを考えてみます。本記事は、KOBE性活プランナー事務所が相談先の選び方をお伝えするコラムです。上記のサービスはTENGAヘルスケアが運営しています。

1.オンライン相談で求めていることを整理する

同じ「性の悩み」でも、相談で求めていることは一人ひとり違います。

まず話を聞いてほしい。パートナーへの伝え方を考えたい。身体の症状について確認したい。どこに相談すればよいのかを、一緒に整理してほしい。

最初から、はっきり決まっていなくても大丈夫です。

「今日は、解決策を決めるより、話を聞いてもらいたい」
「身体のことが気になるので、医療機関への相談を考えている」
「自分でも何に困っているのか、うまく説明できない」

このくらいの言葉でも、相談先を選ぶ手がかりになります。

私は、相談する前に、ご自身で悩みを整理しきる必要はないと思っています。ただ、「今、何を手伝ってもらえたら少し助かりそうか」を考えておくと、相談先の説明も読みやすくなるのではないでしょうか。

2.顔出し・名前・相談記録の扱いを確かめる

オンラインなら話しやすい方もいれば、対面で相手の表情を見ながら話したい方もいるでしょう。安心できる方法は、人によって違います。

予約の前に、気になることを確かめてみてください。

  • 顔を出さずに相談できるか
  • 予約時に必要な情報と、相談中に使う名前は何か
  • 録音・録画や相談記録の作成があるか
  • 記録は誰が確認し、どのように保管されるか
  • 予約確認や相談後の連絡が、どの方法で届くか

「匿名」という言葉があっても、予約や支払いを含めて、どの範囲で名前を伝えずに利用できるのかは確認しておくと安心です。

自宅から相談する場合は、周囲に声が聞こえない場所や時間を選べるかも考えておきたいところです。

説明を読んでもわからないことは、事前に聞いてもいいんです。相談内容を詳しく話す前に、仕組みについて問い合わせることもできます。

3.担当者の専門性と、対応できる範囲を知る

相談先の紹介には、資格や経歴、得意とするテーマなどが書かれていることがあります。

そのときは、肩書きだけでなく、「どのような相談に対応しているのか」「何は行わないのか」にも目を向けてみてください。

たとえば、今回発表されたTENGAヘルスケアのオンライン相談は、医療機関ではなく、病気の診断や薬の処方は行わないと説明しています。サービスの対応範囲 ↗

性について話せる場所でも、医療機関と相談サービスでは、できることが違います。

性活プランナーも、診断や治療、薬の処方を行う立場ではありません。一方で、気持ちを整理したり、パートナーへの伝え方や次の相談先を一緒に考えたりすることはできます。

「この悩みは、こちらで相談できる内容でしょうか」

迷ったときは、そう尋ねるところから始めて構いません。一つの相談先で、すべてを解決しようとしなくても大丈夫です。

4.料金・時間・キャンセル条件を確認する

安心して話すためには、費用や時間の見通しも大切だと思います。

初回と継続時の料金、相談時間、延長の有無や追加料金、予約変更・キャンセルの条件などを、予約前に確かめておきましょう。

無料相談の場合も、何をどこまで相談できるのか、その後の利用は自分で選べるのかを確認できます。

「まず一度だけ相談して、その後は考えたい」
「継続する場合の費用も、先に知っておきたい」

そうした希望を伝えることに、遠慮はいりません。

相談を受けるかどうかだけでなく、続けるか、少し時間を置くかも、ご自身で考えていいんです。

5.話したくないことや希望を、予約前に伝えてもいい

相談では、聞かれたことにすべて答えなければならない。そう感じている方もいるかもしれません。

けれど、今は触れたくない話題があったり、詳しく話すには時間が必要だったりすることもあるでしょう。

「過去の経験については、今日は詳しく話したくありません」
「質問を続けて受けるより、自分のペースで話したいです」
「助言の前に、まず気持ちを聞いてもらえるとうれしいです」

これらは、希望の伝え方の例です。事前の問い合わせや、相談の始めに伝える方法があります。

希望に対応できるかどうかを確認することも、自分に合う相談先を選ぶための一歩になります。

私自身も、相談に来られた方に、無理をして話してほしいとは思っていません。話せること、まだ話しにくいことを確かめながら、その時間に何を一緒に考えられるかを大切にしたいと思っています。

性の悩みを話すことには、勇気が必要な場合があります。だからこそ、予約を急ぐ前に、ご自身が安心できる条件を確かめてみてください。

KOBE性活プランナー事務所への相談についても、気になることがあれば事前にお尋ねください。話す内容がまとまっていなくても、その手前にある不安から、一緒に整理していきたいと思っています。

話せるところから、ご自身のペースで。

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